BCGが指摘、「ビルを建てようとして橋をつくりかねない」日本のシステム開発の現実 |ビジネス+IT
「30億円投じたのに…」という絶望の声は、実は多くの日本企業で聞かれるシステム開発の現実である。DXが叫ばれる中、大規模なIT投資に踏み切る企業が増えているが、なぜこれほど多くのプロジェクトが期待した成果を生まないのか。その背景には、システム開発特有の「見えない罠」が潜んでいる。なぜ経営陣が理解しないまま投資を決定し、事業部門がコミットせず、IT部門が突っ走るのか。『全社デジタル戦略 失敗の本質』を上梓したボストン コンサルティング グループ(BCG) マネージング・ディレクター&パートナーの北川寛樹氏と有本憲司氏が解説する。